【トライポフォビア】料理中に感じた恐怖のような不快感

心理

先日料理をしていたときに感じた恐怖のお話をさせてください。

料理中に起こった不快感

なすの煮びたしを作っておりました。
煮びたしといえど多めの油で炒めたなすを、熱しためんつゆに漬けて冷蔵庫で冷やすというなんともずぼらな簡単料理ですが、だんだん暑くなってくると食べたくなるさっぱり料理です。
しょうがとねぎを一緒に漬けるとおいしくいただけます。
保存用にたくさん作るつもりだったので、タッパーに熱しためんつゆを入れました。
そこに小口切りにしたねぎを投入したのですが・・・

規則正しく、ほとんどのねぎが切り口を上にして浮かんだのです・・・

どのように伝えたらよいのかわからないこの不快感


茶色いめんつゆに浮かぶ無数の穴がそこにはあったのです。
・・・どんな状態か想像できますでしょうか。
どうしても写真を撮ることができず、画像をお見せできないのが残念ですが、それほどわたしにはこの光景が耐え難いものだったのです。
からだがぞくぞくするような、動悸がするようななんとも言い表せない不快感でした。
急いでなすを投入し、ねぎの穴が見えないようよく和えました。(その後しっかりおいしくいただいました)

この不快感が何なのか、しらべてみました。

トライポフォビアとは

わたしのように無数の穴に対して恐怖や不快感を感じる人はたくさんいらっしゃることがわかりました。
造語とのことですが、トライポフォビアと呼ばれているそうです。
精神的症状であるという説もあるようですが、精神障害の診断名として明確なものはないようです。
日本では集合体恐怖症と呼ばれることもあるそう。
男性には10人に1人、女性は5人に1人がこのトライポフォビアだそうです。
意外に多くの方が不快感を抱くのだな、と驚いたと同時にわたしが感じた何とも言えない恐怖感は病気ではないことに安堵しました。

わたしの友人に、魚卵に恐怖を感じるひとがいますが、これもトライポフォビアの一種のようです。
この友人は魚卵(いくら、かずのこなど)の名前を出すだけで「やめてやめて」と昔から騒いでいましたが、毎回言い方が大げさで「本気で嫌がっているのか、おもしろがっているのか」と不思議に思っていました。(何が恐怖なのかよくわからなかったので)
しかしこの友人の怖がり方は本心からのものだったんだな、と思い知らされました。

気になる方は検索してみてください。

「トライポフォビア」または「蓮の実」でも恐怖が味わえると思います。

閲覧注意ですよ!!!!!自己責任でお願いしますね!!!!

恐怖症とは

恐怖症(きょうふしょう、英:phobia)は、特定のある一つのものに対して、心理学的および生理学的に異常な恐怖を感じる症状であるWikipediaより抜粋

恐怖症として診断名がついているものは現在33種類もあるそうです。
これってもしかして恐怖症!?と思うものがあれば調べてみるのもいいかもしれません。