知ってるつもりでしらない病気の話:高血圧①
今回は高血圧について。
よく聞く病気:高血圧
高血圧は誰もが聞いたことのある病気だと思います。「生活習慣病」といわれるくらいですから病気として捉えられていないこともあるかもしれません。
怒りっぽい中年太りの女性を見ると、「あの人高血圧かなあ」なんて思ってしまう(実際に事実であるとは限りませんが)。
またラーメン屋さんでスープを飲みほしている人を見ると「塩分摂りすぎて血圧大丈夫かな」なんて思ってしまう。
そんなおなじみの高血圧についてのお話。
高血圧=塩分控えめ?
高血圧といえば塩分控えめ、とすぐに思い浮かぶくらい食事に関する意識が高くなる病気という印象です。
ではどうして塩分を控えめにしなくてはいけないかご存じですか?
人間の体は70%が水分でできているというのは誰もが知っていることですが、私たちの体にある水分はほんの少ししょっぱくできています。
そしてその水分のほとんどは血管の中に存在します。体の中にある水分は生きていくためにちょうどよい濃度の水分に調節されています。
塩辛いものを食べるとのどが渇きますよね。塩分の高いものを摂取すると、当然体内の水分の塩分濃度が上がります。
体はこのしょっぱくなり過ぎた水分を薄めようとして「水を飲め」と命令します。
しかし体の中に溜めておける水分の量も決まっています。
飲んだ水により体の中に増えた水分は血管の中に取り込まれ、尿として体の外に出すために腎臓に送られます。
この血液を送り出すためにポンプの機能を果たしているのが心臓です。
血圧とは心臓が血液を送り出す強さ
血圧は心臓がどれだけ強く血液を送り出しているか、という指標になります。水分を摂りすぎていると血管の中は満員電車状態です。でも心臓は血液を送り出さなければいけません。心臓が常に強く強く血液を送り出していては、血管は壁を硬くして構えるしかありません。ゴムのように伸び縮みできる血管も、常に延ばされっぱなしでは硬くもろくなってしまいます。硬くなった血管には、心臓もさらに強く血液を送りださなければいけません。このように心臓と血管が頑張りすぎることによって少しずつ血圧が高くなっていきます。
まとめ
- 塩分の高いものを食べるとのどが渇くのは体の中の水分濃度を調整するため
- 塩分をとりすぎて水分もとりすぎたら体の中の水分の量が増えて心臓と血管に負担がかかる
- 負担がかかった血管は硬くなり、さらに心臓は血液を送りだすために強い力が必要になる→さらに血圧も上昇
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