車中泊が最強の趣味?!自由気ままに旅をしよう!
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自然と触れ合いながら、手軽に旅を楽しむことができる車中泊。
近年、多くの人たちがその魅力に気づき注目を集めています。ですが道具を揃えるとなると結構な金額になりやすく何を揃えていいか、何を買ったらいいか迷う方も多いと思います。
これから始める人に向けて本記事では、車中泊とキャンプの違い、必要な道具、注意すべきこと、おすすめの場所や選び方について解説します。
道具の選び方ですが、人それぞれ考え方があると思います。
実際に使ってみないと何が良くて何が必要か、また何が不必要かは理解しづらいと思うのです。
まずは気張って高いものやブランドに拘らず、まずは100円ショップの物やメチャクチャ安いもので揃える。
そして慣れて拘りが出てきたり、こっちの方が良いなとか、こんな物があったら良いなと思ってから買い替えることをオススメします。
ここでご提案する商品は安くい、合った方が良いものをご紹介します。
車中泊とキャンプの違い
車中泊とキャンプは、自然と触れ合うアウトドア体験という点では共通していますが、そのスタイルやスタンスは異なります。
キャンプはテントを張って寝袋で寝る、焚き火をして料理をするなど、自然の中で過ごすという点で、自然との一体感がより一層味わえます。また限られた道具や食料をレンタルするか、好みのものを自分たちで用意、準備することが必要です。また、場所によっては虫や野生動物に注意する必要があったり盗難対策、地面によっては寝心地や必要な装備に影響したりもします。
車中泊は車の中で寝るというスタイルであり、寝袋やマットレスを用意することで快適な睡眠をとることができます。また、キャンピングカーを使用すれば車内にはトイレやキッチンが備わっていることが多く、キャンプに比べて快適に過ごすことができます。
ただし、車中泊は車中での生活ということで、車の中で過ごす時間が長くなるため、車両によっては車内の狭さに慣れる必要があります。
また、鉄板に覆われているため風には強いですが、気温や直射日光などの影響を受けやすいため対策が必要です。
必要な道具
車中泊に必要な道具は、基本的には車に装備されているものを利用することができますが、以下のようなものがあると便利です。
プライバシーカーテン
自分だけの空間を確保するためには、周りからの視線をブロックする必要があります。
外が暗いのに車内が明るいと中が丸見えですし、光っている車があると周りで景色を楽しんでいる人の邪魔にもなってしまいます。
また、盗難防止や車内の保温にも効果を発揮します。
カーテンやシェードなど取り付けタイプは様々ですので、自分の車両やスタイルに合ったものを選ぶと良いでしょう。
特徴としては、
カーテンは生地と窓の隙間を対策する必要があるが開け閉めしやすく簡単に外を覗くことができます。
また、網戸と併用する場合はカーテンの方が楽なように思えます。
シェードは生地と窓の隙間が出来づらく、保温性に優れますが脱着、未使用時の片付けがかなり面倒な点が挙げられます。
車中泊の必需品と言っても過言ではないので用意しておくと良いでしょう。
寝袋やマットレス
春秋、また夏でも場所や気候によっては朝晩の冷え込みは想像を超える場合もあります。
マットレスは車内の凹凸やシートを倒してフラットにする車両でも比較的寝やすい寝床の確保に最適なアイテムになります。
寝袋はシーズンや旅先の気温などを目安に最適な適応温度の物を、マットレスは寝やすさや積載量を目安に選ぶと良いでしょう。
寝袋もマットレスも種類や価格がピンキリなので専用のページが準備でき次第、もっと細かくご案内します。
枕
睡眠の質を向上させるアイテムの一つ。巻いたタオルなどで代用が出来るがエアータイプの枕であれば未使用時はペタンコにして持ち運ぶことが出来るため用意しても良いでしょう。
また、マットレスと一体になっているタイプもありますが、使用する車のサイズによって困る場合があるので別々で用意することをオススメします。
タオルや歯ブラシなどの生活用品
道の駅やオートキャンプ場など水場があるところは結構あります。虫歯にならないために歯ブラシを持っていくのはもちろんですが、意外と重要なのがタオルです。
- 狭い車内でこぼしたら大惨事間違いなし!
- 車は意外と隙間風があるので冬場は外気をシャットアウトするためにタオルを隙間に挟んで冷え防止。
- 近くに温泉があるならタオルがあれば余計な出費を抑える。
- 夏場はお腹にかけてブランケット代わりなんかにも。
- クルクル丸めて枕代わりや車内の凹凸埋めにも最適!
- せっかく用意したシェードが何度も落ちてしまうならタオルで目隠し。
- そして冬場で一番困るのが、朝起きた時の車内の結露!人間の呼吸で車内の湿度が上がり、外気との温度差で窓がビシャビシャなんてことも。
タオルがあれば全て解決なので何枚持って行っても困ることはないでしょう。
また、色分けしておくことが用途を分けやすいのでオススメです。
調理器具や食器、食材
卓上コンロや調理用のシングルバーナーを持っていけば車内で調理することも可能です。
臭いや煙を考えれば凝った料理はオススメしませんが簡単な調理であれば換気、火の取り扱いに注意すればとてもオススメです。
とりあえず小さいお鍋を積んでおけば湯沸かし、焼き、米を炊くことさえ可能なのでコンロとセットで持っておくと料理の幅がグーっと広がります。
お次は食器について。
雰囲気は出ませんが、ゴミの処理をしっかり出来るのであれば紙皿やアルミ皿、割り箸など使い捨てのものを用意。
ちょっと凝った食器なんかを使えば、雰囲気も格段に上がりますし、寒空の下で温かいモーニングコーヒーなんかも味が出ますよね。
そして食材ですが最初はお湯を沸かしてカップ麺なんかでも十分だと思います。
火入れする食材などがあればクーラーボックスに入れて持ち運べば品質も保てますし一緒にドリンクなんかも入れておくと冷たい飲み物も確保できますね。
ランタンや懐中電灯
車中泊の原則はエンジンを切る!
ルームランプを使っていると朝エンジンがかからない!なんてことにもなりかねません。
ランタンや懐中電灯を用意しておけば車内に広がるいつもと違った光で雰囲気をより一層楽しむことができます。
また、夜トイレに行く時も街灯がない場所では光源に困ることもあります。
小さめのランタンが何個かあればより車中泊を楽しむことが出来るでしょう。
ランタンは充電式、オイル式、乾電池式の3種類が一般的に使われます。
オイル式は密閉された車内で使うには不向きなので他の2種類から選ぶことをオススメします。
折り畳み椅子やテーブル
テーブルは小さめで組み立て、片付けがしやすいものがオススメです。また調理したりすることを考えたら材質は耐熱性の高いアルミやステンレスなどの鉱物系が使いやすいです。
装備を収納しておく箱で代用できる場合はその方法も選択肢の一つです。
椅子は車中泊メインであれば特別用意する必要もありませんが、見晴らしの良い場所で車外で椅子に座れば運転の疲れも取れますし気分転換になります。
虫除け 網戸
虫除けや網戸が活躍するのは夏の期間がほとんどです。
それでもちょっとした車内の換気時や火気の使用の際には窓を開けたりすることもしばしば。
網戸は虫の侵入を防げるのであれば非常に役に立つアイテムの一つと言えます。
狭い車内、耳元で蚊の飛ぶ音がしたらもう気になって仕方ないですよね。
気に出したら止まらない、せっかくの楽しさが半減してしまうことのないよう季節問わず、虫対策は考えておくべき要素の一つです。
その他、細かいもの
以下のものがあると、より安心な旅が送れます。
メディカルキット
何か起こった時、あると便利な絆創膏。いつ、どんな理由で怪我をするかわからないので万が一に備えることは重要です。
消毒用アルコール
手指の消毒はもちろん、何かと水の使用が制限されがちな車中泊では食器の洗浄にも効果を発揮します。
キッチンペーパー
アルコールと合わせれば簡易的な食器の洗浄、あれば何かと役立つこと間違いなし!
寝袋やマットレスは快適な睡眠をとるために欠かせないアイテムです。また調理器具や食器、食材も必要不可欠でキャンプと同様に車中泊でも自炊ができるように準備しておくと、旅をより楽しむことができます。
注意すべきこと
車中泊をする際には、以下のような注意点があります。
- 駐車場や道路法規に違反しないようにする。
- 車内の換気に注意する。
- 燃料や火気には十分に注意する。
- 周囲の環境に配慮する。
- 野生動物に注意する。
- トイレの処理を適切に行う。
- ゴミは必ず持ち帰る。
車中泊をする際には、車内の換気に注意することが重要です。車内に閉じこもると二酸化炭素濃度が上昇し、酸欠状態になる恐れがあります。
また調理する際、燃料や火気には十分に注意し火災を起こさないようにしましょう。
周囲の環境に配慮することも大切で、騒音や迷惑行為をしないように注意しましょう。
野生動物にも注意が必要です。
道中の動物注意の看板や、滞在場所によっては車まで動物が近寄ってくる恐れもあります。就寝の際は施錠を忘れずに。
トイレの場所にも注意し、公共トイレを利用できない場合は、専用のポータブルトイレを用意するか処理方法を事前に確認しておく必要があります。
おすすめの場所や選び方
車中泊をする場所としては、キャンプ場やオートキャンプ場、無料の駐車場、道の駅などが挙げられます。キャンプ場やオートキャンプ場は、施設が整っており、トイレやシャワーなどが利用できるため、初めての車中泊にはおすすめです。無料の駐車場や道の駅は、車中泊が公式に認められている場合は少なく一時的な休憩スペースとしての利用を望まれます。ですが広いスペースで車中泊ができるため、車中泊スポットとして人気があります。
また、車中泊する際には、車の種類や大きさ、乗車人数や傾斜に合わせて場所を選ぶことが大切です。車中泊する場所によっては、高さ制限があったり、車のサイズによっては駐車スペースが狭かったりすることがあります。
そして車内で快適に過ごすためには、車両の断熱性やエアコンなどの設備も重要な要素です。これらを考慮して、車の種類や大きさ、設備に合わせた場所を選びましょう。
車中泊の楽しみ方
車中泊をする際の楽しみ方としては、観光地巡り、ドライブ旅などがあります。
車中泊ならではの自由さを活かし、キャンプほど天候に左右されないので自分たちだけのルートやスケジュールで旅を楽しむことができます。
休みが1日しかなくても仕事終わりに目的地に前乗りし、朝から観光なんてことも可能です。
また、自炊やBBQなどのアウトドア料理もおすすめです。
車内に必要な調理器具や食材を持ち込んで、その土地の食材を使って美味しい料理を作ることもできます。周囲の景色を楽しみながら、食事をするのも格別です。
道の駅を回る際には旬の、採れたて新鮮な食材を使って食事を楽しむことも旅の思い出になること間違いなしです。
最後に
車中泊は、自由度が高く、費用を抑えて旅を楽しめる魅力的な旅の方法です。しかし、安全面や環境面に十分に配慮して、マナーを守って行うことが大切です。また、楽しみ方も自由であり、自分たちだけの旅を計画し、存分に楽しんでください。
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